気象庁の最新の季節予報では、今冬は東・西日本と沖縄・奄美で気温が高く、北日本も平年並みか高い見込みです。
暖冬傾向と聞くと、「今年は冬物をあまり買わなくていいかもしれない」と考えたくなります。
ただ、暖冬でも寒い日はあります。
朝晩の冷え込み、寒波、地域差、住宅の断熱性によって、必要な暖房や寝具は変わります。
そこで考えたいのは、冬支度をするかしないかではありません。
暖房・寝具・衣類へ、いつ、どれだけ配分するか。
今回は、暖冬予想の中で、冬の支出を一気に増やさず、段階的に整える方法を考えます。
今冬は「平年より高め」の予想
気象庁の季節予報では、冬の気温は東・西日本と沖縄・奄美で高く、北日本では平年並みか高い見込みです。
また、東・西日本の日本海側では、冬の降雪量が少ない見込みとされています。
ただし、季節予報は3か月全体の傾向です。
毎日暖かいという意味ではありません。
短期間の寒波や急な冷え込みはあり得ます。
そのため、冬支度をゼロにするのではなく、必要になったら追加できる形にしておく方が現実的です。
冬支度を「一括購入」にしない
冬になる前に、
- 暖房器具
- 厚手の寝具
- 冬物衣類
- 加湿器
- 防寒小物
をまとめて買い替えることがあります。
でも、今年のように気温が高めの予想なら、すべてを同時に更新する必要はありません。
今あるもので始めて、不足が見えたら一つずつ足す。
この方が、使わない冬物への支出を減らしやすくなります。
まず確認したいのは「去年困ったこと」
冬支度を始める前に、昨年の冬を振り返ります。
- 朝の部屋が寒かった
- 寝床が冷えて眠りにくかった
- 暖房費が高かった
- 足元だけ冷えた
- 外出時の防寒が足りなかった
困ったことが明確なら、買うものも絞れます。
「冬だから必要そう」ではなく、昨年の不便を減らすために買うと考えます。
暖房は「器具」より先に部屋を見る
寒さを感じると、新しい暖房器具を買いたくなります。
ただ、その前に確認したいのが部屋の条件です。
- 窓から冷気が入っていないか
- カーテンが薄すぎないか
- 暖気が逃げやすくなっていないか
- 暖房する部屋が広すぎないか
部屋の条件を少し変えるだけで、暖房の効き方が変わることがあります。
高価な器具を追加する前に、今ある暖房を使いやすくする余地を見ます。
寝具は「厚くする」より「不足を一つ補う」
寝具も、寒くなる前に一式買い替える必要はありません。
たとえば、
- 掛け布団は十分だが敷き側が冷える
- 布団は暖かいが首元だけ寒い
- 寝入りは寒いが、夜中は暑くなる
など、困り方は違います。
寝具は、全部を厚くするより、不足している一か所を補う方が調整しやすくなります。
冬物衣類は「枚数」より「組み合わせ」で考える
暖冬傾向の年は、厚手の服を着る日が少なくなることがあります。
その場合、厚手の冬物を増やすより、重ね着しやすい服を残す方が使いやすくなります。
たとえば、
- 薄手のインナー
- 中間着
- 軽い上着
- 必要な日だけ使う防寒小物
を組み合わせれば、気温差へ対応しやすくなります。
「真冬用を何着買うか」ではなく、気温に合わせて調整できるかで考えます。
暖房費は「一番寒い月」を基準にしない
冬の光熱費を考えるとき、最も寒かった時期の金額を基準にしがちです。
でも、気温が高めの年なら、そのまま同じ使い方になるとは限りません。
そこで、
- 10月
- 11月
- 12月
と段階的に使用量を見ます。
前年同月と比べながら、寒さと使用量のバランスを見る。
冬の予算も、最初から最大額で確保するのではなく、実際の気温に合わせて調整できます。
「暖冬だから買わない」も決めすぎない
暖冬予想だからといって、冬物を買わないと決めてしまうのも極端です。
寒さの感じ方は、気温だけで決まりません。
住んでいる地域、住宅、生活時間、体調によっても変わります。
そのため、
買わないと決めるのではなく、買う時期を遅らせる。
という選択があります。
必要になった時点で追加する方が、今年の気候に合わせやすくなります。
冬支度は3段階に分ける
第1段階|今あるものを確認する
暖房、寝具、衣類を出して、壊れていないか、足りないものがないかを確認します。
第2段階|寒くなってから不足を見る
実際に気温が下がったとき、どこが寒いのかを確認します。
第3段階|不足している一つだけ足す
暖房、寝具、衣類の全部を買うのではなく、一番効果の大きいものから足します。
この3段階なら、暖冬でも寒冬でも対応しやすくなります。
冬支度前に確認したい5つの問い
- 昨年の冬に、本当に困ったことは何か。
- 今あるもので、今年も使えるものは何か。
- 買う前に、部屋や使い方を変えられないか。
- 今すぐ必要か、寒くなってからでも間に合うか。
- 一式ではなく、一つだけ足せないか。
冬支度は、早く終わらせることが目的ではありません。
その年の気候に合わせて、無駄なく整えることが目的です。
まとめ|暖冬予想の年ほど、冬支度は段階的に
気象庁の季節予報では、今冬は東・西日本と沖縄・奄美で気温が高く、北日本も平年並みか高い見込みです。
ただ、暖冬でも寒い日はあります。
だからこそ、冬支度を全部やめるのではなく、
今あるものを確認する。
寒くなってから不足を見る。
必要なものだけ足す。
という順番にします。
暖房・寝具・衣類を一度に買い足さない。
気温に合わせて、暮らしの支出を少しずつ動かす。
それも、季節に合わせた未来配分です。
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